今日は震災遺構伝承館で
防災フォーラムが開催されています。
午前中は階上中の生徒による語り部ガイドが
ありました。
参加者は約100名に語り部する生徒が19名。
6つのグループに分かれて案内しました。
私達震災伝承ネットワークからも7名が参加し
各グループにひとりづつついてサポートしました。
というより、中学生は語り部にもだいぶ慣れ
お客様への案内や誘導などもとても上手で
サポートするところはなく逆に勉強させて頂きました。
今回同じ市内の中学生の語り部を間近で体験して
この伝承活動が他の学校にも広がっていけば面白くなりそうな気がします。
あっ🤭
それと今日で気仙沼市東日本大震災遺構伝承館の来館者8万人突破しました。
8万人目は大谷中学校の生徒でした。
午後は階上中の防災教育の実践発表から
この一年やってきた防災教育…
地域の方を学校へ招いて3.11の実体験や
その後の避難生活などについて聞き取りを
行なったり、防災教育発表会ではポスター
発表のみならず様々な手法を用いての
発表を行なった事などが話されました。
防災教育発表会で優秀発表に選ばれた
紙芝居を用いて家族との事前の話し合いや
より安全な所への避難の重要性をまとめた
グループが発表しました。
次に気仙沼高校の生徒が防潮堤の圧迫感や
閉鎖的なマイナスイメージが先行して
しまう街を街路樹の植樹によって
景観よく明るくプラスのイメージができる
街づくりについて研究発表がありました。
基調講演では、災害時の心理を学び
防災に生かすという観点からお話し
いただきました。
特に集団同調バイアスや正常性バイアス
についてはこれが原因で犠牲になった人は
計り知れないし、これを知るだけで
今後起こりうる災害から犠牲になる命を
減らせるものだと思いました。
今日は本当に実り多き1日でした。